オーブリー・ビアズリー(1872~1898) イギリスのブライトン出身。
幼少期からの肺結核により25歳の若さで亡くなっています。
同時代の作曲家はドビュッシー、ラヴェル、リヒャルトシュトラウスなど。
日比谷ベヒシュタイン・セントラム東京でのコンサートまで時間があり美術館に寄ることにしました。
丸の内ビル街の中に佇むレンガ造りの英国式洋館に目が惹きつけられます。
中の庭園も造り込みすぎずナチュラルで趣があり、ベンチでゆっくりと癒しの時間を楽しみました。
ビアズリーの作品というとオスカー・ワイルド著『サロメ』(1894)の挿絵、この写真内の絵『クライマックス』が一番有名です。
独学でこんなに毒気のある世界を作り出すのですから、正に「時代を駆け抜けた天才」ですね。