【FUTURE PIANIST GARA CONCERT 2025 】を聴きに出掛けました。
第一線で活躍されている指導者の下で研鑽を積まれている「未来のピアニスト」に
スポットを当てたコンサートです。
7年前の初回開催時には藤田真央さんがご出演されていたそう。
第1部は小学2年生から高校3年生までのピアニストを目指して真剣に取り組んでいる皆さんの演奏。
先生方が選出されたエース級の生徒さんだけあって聴きごたえがあり、通常の発表会とはレベルが明らかに段違いです。
次回開催には当ピアノ教室の生徒にも是非参加して頂き、沢山の刺激の中で新しい自分・新しい世界を見つけて欲しいと強く感じました。
自分で考え発見したことが一番の学びになりますからね。「先生はこう言っていたけれど、どうしてだろう?本当かな?」と疑ってみることも大事ですよ。
第2部は東京大学4年生西山響貴さんのベートーヴェンピアノソナタ第31番が表現力・構成力共に素晴らしい出来でした。
最後はゲスト出演の尼子裕貴さん。輝かしい経歴が示すようにさすがの安定感ある演奏。
演奏後にはお話も伺うことが出来ました。学生さん達から質問も沢山。
印象に残った言葉が2つ。1つは尼子さんが現在師事されているP.ギリロフ先生の「音楽は芸術だからこそ」
おそらく習い事、お稽古事の一つとしてのピアノではなく、芸術に携わっているという意識を高めるということなのだと感じました。
2つ目は「先生に言われた通りにやるのではなく自分でこの曲をどう感じて表現するか、の方が大事。」
海外で研鑽を積まれた方々は日本人の価値観から離れた場所で生活する中で新しい世界と出会い、この2つの意識が非常に高いですね。
ワルシャワで4月23日~5月4日に開催されるショパンコンクール2025予備予選(本選は10月)に出場が決まっているとのことです。
動画審査のための収録では今日の使用会場をご利用なさったようです。
出演者皆様の今後の活躍が楽しみです!
(追記、ショールーム内のベヒシュタインピアノを弾くことが出来ました。グランドピアノの素晴らしさはもちろんのこと、アップライトピアノのレベルの高さに驚かされました。)